アンチエイジング

アンチエイジング外来とは

アンチエイジングは、理想的な健康状態を維持するための予防医療であり、それが結果的に若々しさや美容効果につながるものです。エステティックサロンのような美容メニューと違い、医療としてのアンチエイジングを提供しているのがアンチエイジング外来です。
婦人科のアンチエイジングの代表的なものにホルモン補充療法がありますが、当院ではそれに加えて不足している栄養素を効率的に補う栄養サプリメント療法も行っています。
アンチエイジング外来では、ライフスタイルやお考え、ご希望にきめ細かく合わせたメニューをご提案して、よりよいお身体の状態を取り戻すお手伝いをしています。

プラセンタ療法

プラセンタは妊娠中に胎児が母体と連絡するための「胎盤」のことで、胎児の成長に欠かせない酸素や栄養素を送る組織です。プラセンタは、ホルモンバランスや自律神経の調整、痛みの緩和、血行促進や造血の作用、代謝アップ、美白や保湿などだけでなく、病気に対する抵抗力や自然治癒力を高める効果も見込めます。
当院では、プラセンタ注射やサプリメントを提供しており、他に総合ビタミン注射やにんにく注射などもご用意し、体調やご希望に合わせてそれぞれのメニューをお選びいただいています。

プラセンタをおすすめしたい方

  • 冷え症、生理痛、生理不順などがある方
  • 疲れやすく、慢性的に疲労がたまっている方
  • しつこい肩こりや腰痛でお悩みの方
  • 更年期障害の症状でつらい方
  • 生理前にニキビができるなど肌質が悪化する方
  • 肌の老化(シワ・たるみ・シミ・くすみ)が気になる方
  • 透明感のある肌になりたい方

プラセンタの効果・効能

ホルモンバランス調整

プラセンタは更年期障害治療の医療として使われていますが、これはホルモンバランスを整える作用があるからです。女性は更年期以外でもホルモンバランスの乱れにより体調や病状を大きく崩すことがよくあります。プラセンタでホルモンバランスを整えることは、こうした体調変化の改善につながります。

自律神経の調整

自律神経には交感神経と副交感神経があり、それがバランスよく働くことで快適な心身を保っています。自律神経が乱れるとストレスに対しての耐性が弱くなり、心的不安を起こしやすくなるなどメンタルヘルスにも大きな影響を与えます。プラセンタはこの自律神経を整えることができるため、ストレスに対する耐性を向上させ、心的不安を抑える効果が見込めます。また、更年期による自律神経の乱れで起こるほてり・冷え・不眠などの症状改善にもつながります。

痛みの緩和

プラセンタには痛みを和らげる効果がありますが、プラセンタ注射では全身にその成分が届くため、肩こりや腰痛、関節痛など広範囲に起こっている症状を緩和してくれます。

血行促進や造血の作用

血液を増やして血行を促進するため、これまで滞っていた部分の代謝が改善し、身体全体が内側から温まります。これによりしつこい冷え性の改善につながります。ひどい冷え性だった方が「つま先までポカポカする」と感激されるケースもよくあります。

美肌

プラセンタは美白や保湿の効果だけでなく、ニキビをはじめとする肌トラブルの改善にも効果が見込めます。シミ・しわ・たるみといった肌老化の予防に加え、肌を健康な状態に戻す効果があることから、アンチエイジング分野では欠かせないものとなっています。

バストアップ

女性は、妊娠・出産によって女性ホルモンが乳腺を刺激し、授乳の時には普段バストが小さかった方でもバストアップします。プラセンタには女性ホルモンの分泌を促す働きがあるため、ハリがあるきれいな美乳やバストアップにつながります。

ダイエット

プラセンタの代謝アップによって、エネルギーが消費されやすい身体になります。老廃物の排出も盛んになり、太りにくく痩せやすい体質に導く効果が見込めます。

ホルモン補充療法

女性は年齢を重ねると卵胞ホルモン(エストロゲン)が不足していきます。特に閉経を迎える時期には、顕著に不足していくため体調の悪化や老化を招きやすくなっています。
ホルモン補充療法とは、不足している卵胞ホルモン(エストロゲン)を補い、その方法には錠剤・塗り薬・貼り薬などがあります。これにより自律神経の働きも整い、さまざまな症状が緩和されます。
一部に例外はありますが、基本的にホルモン補充療法には健康保険が適用されます。

ホルモン補充療法(HRT)について

ホルモン補充療法(HRT)のメリット

更年期障害の症状改善が主な効果ですが、更年期に起こりやすい体調変化を改善する下記のような効果も期待できます。

  • 骨粗しょう症の治療・予防効果
    更年期を過ぎると骨粗しょう症のリスクが大幅に上昇します
  • コレステロール値の上昇を抑える効果
    更年期を迎えると脂質異常症リスクが上昇します
  • 動脈硬化を予防する効果
    ホルモン補充により血管内皮の保護作用が期待できます
  • コラーゲンの産生促進
    コラーゲンが増えるため肌のみずみずしさがよみがえります
  • 性交痛の緩和
    保湿が改善され、膣の分泌物が増えて潤いを取り戻します
  • 尿失禁の緩和
    咳やくしゃみなどのはずみに起こる尿失禁を緩和します
  • 物忘れの減少
    アルツハイマー病への効果も報告されています
ホルモン補充療法(HRT)のデメリット(副作用)

ホルモン補充により、不正出血や乳房の張り、おりものの増加などがまれに起こることがあります。ただし、こうした症状があった場合にも薬の量や服用方法を調整することで改善可能です。

がんリスクについて

以前は、ホルモン補充療法が子宮体がんを誘発しやすいとされていましたが、現在では黄体ホルモン(プロゲステロン)の併用により、逆に子宮体がんの発生率が下がることがわかっています。
また、5年未満であればホルモン補充療法は乳がんになるリスクを変化させないと報告されています。ただし、長期にわたってホルモン補充療法を続けた場合には乳がんのリスクが若干高くなる可能性がありますので、定期的な検査を受けるようにしてください。乳がんは早期発見と適切な治療が有効ですから、セルフチェックを定期的に行うことも重要です。

ホルモン補充療法(HRT)の種類

  • プレマリン
  • エストラーナ
  • ジュリナ
  • ル・エストロジェル
  • デュビゲル
TEL:047-378-5520 お問い合わせ
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